泣ける(号泣する)BLをピックアップしてみた♪
先日、私がBLで号泣する漫画ってなんだっけ・・・と思ったので、まとめてみます。
泣けるBLとひとことで言っても、人によっては泣きポイントは違いますよね。
私自身、もともと涙もろいので、たくさん作品が出てくるのですが・・・
今回は「この漫画を読むと号泣するからやばい」と意識する漫画を完璧に独断と偏見で選びます。
順不同でご紹介します。
ちなみに、基本的にバッドエンドの作品は読まないので、ほぼハッピーエンドです。
1つだけハッピーエンドとは言えないものがありますが、感想のところで確認してくださいね。
ビューティフル デイズ:斑目ヒロ先生
何度読んでも、読むたびに号泣する作品です。
親に捨てられて心に深いキズを持っている朝陽が、自分の居場所がないと追い詰められるたびに、切なくて悲しくて泣きます。
朝食を作る・犬の散歩をするという何気ないことが、自分の仕事であり、自分の存在理由でもあったのに、やらなくていいよという彼の為を思っての心配りが、朝陽を追い詰めていきます。
誰か悪者がいれば、ふざけんなよ~~とか違う気持ちも出るのだけど、嫌な感じと思う人物も実はみんないい人で、誰も悪くないからこそ、切ないです。
花鳥風月:志水ゆき先生
ある町に住んでいる3つのカップルのお話です。
出だしの1巻で、まずこれでもかってぐらい号泣しました。
何一つ悪いことをしていないのに、自分自身を否定して消えたいと思ったすえ、ひとりで生きていこうと決意した一人(かずと)が、自分を愛してくれるという一見に出会うお話です。
とにかく一人の過去のお話が切なすぎる!!
あとは6巻でも号泣。
こちらは、元暴力団幹部のて曜明(ようめい)と、彼の世話係をしている火弦(ひづる)の話。
5巻で、曜明をかばって撃たれた火弦。6巻で彼が助かり、ご褒美がもらえます。
もらえるご褒美は、火弦がずっと夢だと思っていたことで・・・こちらは、嬉しくて号泣(笑)
現在6巻
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俺と上司の恋の話シリーズ:ナナメグリ
この作品は、単発で読んでももちろん良いのですが、3冊読むことをおすすめします。
というか、読んで下さい。3巻揃うことで、より感動するからです。
1冊目の「俺と上司の恋の話」は、上司でゲイの徳永と、その部下の高梨が恋人同士になる話なので、キュンキュンするものの、泣くという感じではありません。ほのぼの笑えて、これからのふたりをもっと見たい~って感じ。
2冊目の「俺と部下の恋の先」では、自分のゲイが原因で、高梨に迷惑をかけてしまったと、徳永が別れを切り出します。「お前が不幸になるのが嫌だ」と涙を流す徳永をみて、こっちの方が号泣。だって、徳永は何も悪くないんだから!!
そして、3冊目の「俺と彼氏の恋の果て」になると、号泣する状況が変わります。
ここまでは、徳永の悩みを高梨が包み込むという展開でしたが、高梨が長期出張になり、高梨自身が徳永を傷つけてしまう原因に・・・
決して悪気はないのですが、不運も重なって、ふたりの心は離れ離れに。
最後は、徳永の笑顔も見れて、最高のカップルに拍手を贈りたくなります。
もういちど、なんどでも。:阿仁谷ユイジ先生
恋人同士の古藤多郎と藤井貴博は同棲しているのですが、貴博が事故で2年間の記憶を失ってしまいます。
2年間というと、まさに二人が恋人になるまでの時間。
その記憶を失ってしまったうえに元々ノンケの貴博にとっては、多郎はまさにただの同級生。
自分と多郎との関係や彼への気持ちに違和感を感じて悩む貴博と、忘れられたことで恋愛対象外になってしまった多郎。不安定な生活の中で、ハラハラすることは多く、離れてしまう時と再度元に戻る時には号泣してしまいます。
現在2巻
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ネオンサイン・アンバー:おげれつたなか先生
おげれつたなか先生の作品は、他にも泣ける作品は多いのだけど、この作品はダントツで好きで号泣しちゃいます。
クラブにいつも来るギャル男のサヤは、本当は女に興味はないのだけど、それを隠しています。
そして、実はめちゃくちゃピュアで、素直ないい子。
それを知ってサヤのことを好きになるクラブで働いている緒方ですが、ノンケのためいざという時にサヤを傷つけることになってしまいます。
仕方ないんだろう・・・
BLならありがちな展開だしね・・・
なんて思いつつも号泣。サヤがいい子すぎるから!!
でも、最後はとっても幸せそうで、良かったです。
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トラさんと狼さん:春野アヒル先生
これは、狼さん(受)と、トラさん(攻)の寿命の問題で泣いてしまいます。
楽しくて笑える作品なんだけど、刻々と分かれは近づいていて、それが所々に出てくるんですよね。
狼さんは自分がいなくなった後の心配をし、トラさんは少しでも狼さんが長生きしてくれるのか、何かあった時にどうすればいいのかをいつも考えます。
1巻にも泣きポイントはあるのだけど、3巻全部見た方が感動も大きいです。
そして、狼さんが亡くなってからのことが知りたい方は、「ちびトラさんの大冒険」も読みましょう。
【全3巻】完結
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Punch↑:鹿乃しうこ先生
建築家の牧と型枠工の浩太は、出会いは最悪だったものの、一緒に暮らして恋人同士になります。
お互いがとっても大切な存在になったというのに、浩太が事故で15歳~19歳の間の記憶喪失!
記憶がない間もふたりは少しずつ心を近づけていって、15歳の記憶しかない浩太もまた牧に恋するようになります。そして今度は、19歳の元の自分自身をライバルのように思い、記憶が戻ることを怖がるように・・・
もともと浩太が大好きなので、彼の健気っぷりに号泣しまくりですね(笑)
【全4巻】完結
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ニィーニの森:SHOOWA先生
色々な人種が住んでいる不思議な森がニィーニの森。
この中で泣けるのが、猫科人間のココとウルフのお話。
作品全体としては、ハッピーエンドでほのぼの系も入っていますが、ココとウルフは、ちょっとハッピーエンドとは言えない切なくて悲しい別れのお話です。自然の摂理ですから、バッドエンドとも言えないと思います。
ココを拾って育てようと思ったウルフは、周りの狼達に疎まれるココを連れて、ニィーニの森に住むことにします。ニィーニの森では肉を食べると呪われるので、妖精に人間にしてもらって…
ココはいつも誰かに恋していて、もう命が終わるとわかっているウルフは、彼が新しい恋を見つけたことを確認すると、住処で死ぬことのないよう出ていきます。ココのために生きたウルフと、ウルフだけは特別に思っていたココのこのお話は、何度読んでも号泣してしまいます。
パラダイス・ビュー:小嶋ララ子先生
このお話の前に「君とパレード」があるのですが、その作品も読んでいる方ならより号泣するのでは?
高校生だった赤星は、「君とパレード」の方で、赤星が通う塾でバイトしていた菊池の友人にやっぱりノンケは無理って感じでフラレています。
その状況を知って健気な赤星に恋をした菊池は、恋人になってからもそれはそれは赤星を大事にしてきたのですが、この作品で大きな壁にぶつかるのです。
どんどん変わっていく環境と周りのからの目や態度に翻弄されてお互いの気持がズレていきます。
凛として芯が強い赤星が、いつもの彼らしくいられないところで号泣しまくりでした。
菊池も赤星も別れたくないと相手のことを変わらず愛していますが、なかなかうまく噛み合わないから・・・
ギリギリのところで気持ちをぶつけ合った二人が最後は幸せになるので、読後感はとても良い作品です。
現在2巻
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是-ZE-:志水ゆき先生
11巻もあるので躊躇するでしょうが、読んだ方のレビューを見てもあっという間に読んでしまったというほどの人気作品です。
上部で同じ志水ゆき先生の作品「花鳥風月」も出していますが、こちらも負けてはいないというほどの号泣してしまう作品です。
この作品はファンタジーで、人間と紙様のお話です。
代々言霊を操れる家系の三刀家。相手に不幸をもたらす言葉は言った本人にも返ってくるため、言葉を使うのも命がけです。
そんな言霊様の厄災傷を代わりに受けて守るためにいるのが紙様。
言霊様がいなかったり、言霊を使わなくなったら、白紙に戻されてしまいます。(仮死状態)
この作品には、複数のカップルが登場するのですが、どのカップルも素敵で、切ない部分があります。
特に氷見と阿沙利は白紙に戻るので、これらが一番号泣ポイントですね。
表紙を見るとかなり昔の作品って感じがしますが、本編ではそれほど気になりません。
現在11巻
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