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BL「食べないの? おおかみさん。」あらすじ・感想(ネタバレ注意) 狼と生贄の愛と恋

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食べないの? おおかみさん。
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漫画大好きで特にBLが好きな50代のおばさん・桃子です。気分だけはいまでも10代! 日々増え続けている電子書籍所持数は6,000冊以上♪お気に入りの感想をちまちま書いています。 管理人桃子のプロフィールはこちら

BL漫画「食べないの? おおかみさん。」のあらすじや感想(ネタバレ注意)についてご紹介します。

親に捨てられ生贄になった少年と、生贄を愛して大切に育てたおおかみ男のお話です。

「食べないの? おおかみさん。」
小石川あお先生の作品です。

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食べないの? おおかみさん。のあらすじ

人間の子供・太郎は、おおかみ男の生贄として森に捨てられました。

おおかみ男のウルは、痩せた人間は美味しくないからまだ食べないと言い、一緒に暮らし始めます。

ウルは、太郎のために美味しい食事やきれいな洋服を自ら用意し、愛しているかのように大切に育てました。

勉強させたり、マナーを教えたり、歌や踊りを教えたり…
危ないことをしたら叱ってそのあと必ずギュッと抱きしめたり…

それは、生贄である太郎を美味しく食べるためだと言うウル。

一方の太郎は、ウルが大好きだからこそ大きくなったら美味しく食べてもらいたいと思っています。

そして、いくつもの季節が過ぎていき、太郎の声が低くなり…
二人は…

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食べないの? おおかみさん。の感想(ネタバレ注意)

(ここからはネタバレになる可能性あり)

とっても優しいお話で、それがまた切なくて泣けてしまうストーリーでもあります。

太郎は、食いぶちが減ってちょうどいいからと親に捨てられ生贄にされてしまった子です。

そして、生贄として人間の子供がいることを見たおおかみ男・ウルは、汚れてガリガリの太郎を見てびっくりし、太郎の面倒をみることに…

周りからは恐れられている彼は、実はとっても優しいおおかみ男で、太郎を愛しく思って大切に育てるわけですよ。

愛された経験のない太郎がウルのことを大好きになるのも必然で、ふたりはお互いになくてはならない存在になっていきます。

そんなふたりの幸せな生活の様子が描かれているわけですが、途中からめっちゃ切ない…

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切なく思えるのは、お互いを愛しているからこその行動が描かれているからですね。

ウルは、あそこまで過保護に大切に育てている太郎が自分の元から逃げ出すことを望み、彼が後々困らないようにあらゆる教育までしています。

自分の心を押し殺して、太郎の将来のことばかり心配している感じ。
そして最終的には、人間の世界に戻すための純部や手配もすることに…

それが、人間である太郎にとって一番幸せなことだと思っているんです。

それに対して太郎は、ウルにいつか食べられることを望んでました。

ウルの願望は自分を食べることだと勘違いしていたから…
食べられるなら自分にも価値があるのだと思っていたから…

相手のことを一番に考えるふたりの気持ちに、涙がこぼれちゃうんですよね。

号泣してしまったのは、やっぱりふたりが別れることになるシーン。

実は、森の中は人間界とは違った時間が過ぎていて、太郎が生贄として捨てられてから100年以上の年月が過ぎています。

そこまで時間がかかってしまったのは、ウルが人間界が危険な時には返したくないからと思っていたからでした。
ウルは、太郎のために新聞などでチェックしているんですよ!!(泣)

そしてついに、もう返さないとと決断した時に、当然ながら太郎は帰りたくないわけですが、彼もまたウルがこれ以上苦しまないようにと帰ることを決意。

お互いに涙を流しながら、別れるシーン…やばい…

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私は毎度号泣してしまうのだけど、派手な描き方がされているわけではないので、それほど?って思う人もいるかもしれません。

かくいう私も、初めて読んだ時にはサラッと目を通してしまったので、さほど泣かなかったんですよ。
いい話だと感動はしましたけど…

ところが、じっくり読んでみようと2度目に手にした時には、ここでも…あそこでも…とウルや太郎が相手のことを想っている気持ちが描かれていることがわかって、マジ泣きでした。

読めば読むほど奥深い作品ってことです。
さらに、最後の読後感は最高ですよ。

切ない別れで終わるわけではなく、ハッピーエンドです。

しかも、人間界に戻った太郎は誰からも愛され、それがウルが大切に育ててきた結果だとわかること、ずっと太郎はウルのことを思い続けていたこともわかって良かった!!

結局ふたりは再会し、幸せに暮すシーンで終わりますから、安心して読んでください。

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食べないの? おおかみさん。の感想まとめ

この作品を読む時には、ファンタジー要素が強いってことと、森の中と外の人間界では時間の流れが違うということをあらかじめ頭に入れて読んでおくとわかりやすいです。

後半に目の不自由な行商人が登場しますが、そこで時間の経過の話が出てきて、???となることもあるかもしれませんから。

生贄を捧げられ、怪物と言われていたウルですから、彼は結局神様のようなもので、森もまた特別な感じなんです。

そこらあたりの説明があまりないため、初めて読んだ時には、なんで100年?とか思ったりもしましたけど…

時間の流れを理解できると、なぜそこまでウルが太郎を返そうと思ったのかなどもわかりやすくなりますよ。

以上「BL「食べないの? おおかみさん。」あらすじ・感想(ネタバレ注意) 狼と生贄の愛と恋」でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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