【BL漫画】おすすめの泣ける&号泣しちゃう作品をまとめてみた♪

先日、私がBLで号泣する漫画ってなんだっけ…と思ったので、まとめてみます。
私自身、もともと涙もろいので、たくさん作品が出てくるのですが…
今回は、涙がホロッと出るという漫画から、この漫画を読むと号泣するからやばいと意識する漫画までを独断と偏見で選びます。
順不同でご紹介します。
ちなみに、基本的にバッドエンドの作品は読まないので、ほぼハッピーエンドです。
ハッピーエンドとは言えないものは、感想のところで確認してくださいね。
目次
- 1 春を抱いていた ALIVE:新田祐克先生
- 2 Life 線上の僕ら:常倉三矢先生
- 3 暇恋い:谷カオル先生
- 4 4月の東京は…:ハル先生
- 5 ジュリアが首ったけ:扇ゆずは先生
- 6 ロッカバイディア:暮田マキネ先生
- 7 ビューティフル デイズ:斑目ヒロ先生
- 8 アーモンドを七粒:夏水りつ先生
- 9 まきちゃんは彼とセックスしたい:ともち先生
- 10 騎士と誓いの花:九重シャム先生・六青みつみ先生
- 11 花鳥風月:志水ゆき先生
- 12 俺と上司の恋の話シリーズ:ナナメグリ
- 13 もういちど、なんどでも。:阿仁谷ユイジ先生
- 14 ネオンサイン・アンバー:おげれつたなか先生
- 15 トラさんと狼さん:春野アヒル先生
- 16 Punch↑:鹿乃しうこ先生
- 17 ニィーニの森:SHOOWA先生
- 18 パラダイス・ビュー:小嶋ララ子先生
- 19 是-ZE-:志水ゆき先生
- 20 狼への嫁入り~異種婚姻譚~:犬居葉菜先生
- 21 僕のミーちゃん:未散ソノオ先生
- 22 俺はニーチャ:三田六十先生
春を抱いていた ALIVE:新田祐克先生
神作品「春抱き」の新章なんだけど、泣けるのは完結の6巻です。
「春を抱いていた」で出会ってお互いを愛することになった岩城と香藤は、それはまぁ色々なことを乗り越えて来たわけですよ。
岩城が香藤の友達である宮坂にマジぼれされた結果レイプされそうになったり、香藤が震災で生き埋めになりPTSDを患ったり、岩城も倒れて手術するとか…
ALIVEでは、隠し子騒動も勃発!
それはもうこれでもかってぐらい、色々な大きな事件や問題が起こって、そのたびに二人はお互いを信じて乗り越えてきたんです。
そして、ついに終幕となるALIVE6巻の後半で、まさかまさかの展開!!
「死」が二人を離れ離れにしてしまうんですよ。
もう号泣!!
そのシーンを見た時には、なんで?なんで?って泣きながら、ショックでしたね。またトラブル乗り越えてラブラブでいてほしかったから…
だけど、すべて読み終えてみると、最後の最後まですごかったと思えます。
新田祐克先生は、この終わり方にするか無難に終わらせるかで迷って、引退も考えたそうです。
その強い想いが伝わってくる終幕でしたね。
Life 線上の僕ら:常倉三矢先生
この作品は、白洲迅さん・楽駆さん主演で実写ドラマ化もされます!(全4話)
これはね…
なんとも言えない複雑な気持ちで号泣しちゃう作品です。
高校生の時に知り合って、人生が終わるまでのお話しです。
西と伊藤は性格もタイプもまったく違って、ネガティブ思考でクソ真面目な伊藤は、人生の途中で何度かやらかすわけです。
周りが結婚とか孫とか言い出せば、ふたりの関係は不毛だと言って女性と結婚するために別れたり…
だけど、本当は西のことを愛しているから、結局は離婚してまた西を追いかけます。
最後は病気で西を残して先に逝ってしまうんですよね。
伊藤がね…
そりゃ~~もうイラッとするぐらいヘタレなんですよ。
だから、明るくて前向きな西が傷ついてしまったり、前向きにがんばろうとしている姿をみていると、何度も泣かされてしまいます。
暇恋い:谷カオル先生
亡き祖父の家に住むことになったリーマンと、その家にいた霊力を失った座敷わらしのお話。
出だしは、座敷わらしの過去が意外にも切ないもので、そこでまずジーンときました。そして、その家に住むことになったリーマン・幸一朗が登場して、姿が見えた座敷わらしに「あずき」と名付けてからは、ほのぼのした癒やされる展開になると思ったんですよ。
だけど…
ちょっとしたことに喜ぶあずきにホロッと涙したり…
幸一朗もまた、実はとっても寂しい人だったとわかったり…
さらには、お互いに心を開いて好意を持つようになってハッピーな展開になるほどあずきの霊力は戻っていくため、ふたりはどうなるの?という不安が切なくて…
本来なら、人間に座敷わらしは見えませんからね。
そして後半はもう号泣!!色々な意味で。
別れに泣き、再会に泣き…何度泣かせてくれるのか!?
とはいえ、暗い気分になるようなストーリーではありません。
常に癒してくれて、だからこそ幸せになってほしいと思って泣けるという作品ですね。
そして、あずきがめっちゃ可愛いし、ふたりはとってもピュア!
ちゅっってするぐらいでまっかっか(笑)
4月の東京は…:ハル先生
この作品は、最初に上巻の配信が始まった時に、切なすぎるでしょ!と、下巻の配信を待ってから買えばよかったと後悔するぐらいマジ泣きした作品です。
蓮はゲイで、和真はノーマルなんだけど、お互いに相手以外にはまったく目を向けないほど一途なんですよ。
だけど、初めてエッチすることになったラブホで和真が病気になってしまい、生きるか死ぬかって状況になってしまうんですよ。
しかも、その時のツライことはすべて蓮がひとりで抱え込むことになり、自殺未遂したり家族から捨てられてしまったり…
そのつらすぎる現状や彼の健気さにマジ泣きです。
そして、10年ぶりに再会した蓮と和真は、セフレの関係になったりしちゃうんですけど、その裏にも深い愛がありますね。
ずっと和真が自分のことを探していたと知った時の蓮の涙や、蓮がどれほどツライ思いをしていたのかを聞かされて号泣する和真のシーンは特に泣けます!!
こじれてしまったふたりの関係は、なかなかうまくいかずに邪魔が入ったりしますが、最後はハッピーエンドで甘々!
マジ泣きしつつも、読後感は最高に良い漫画です。
ジュリアが首ったけ:扇ゆずは先生
大学時代に先輩・紗良と出会ったことで、人気モデルになった樹里亜。
そして彼は、紗良のことが大好きで彼のために生きているというぐらいの執着っぷり。
タイトルがジュリアってなってますが、基本的には紗良目線で話が進みますね。
樹里亜の執着はすごいもので、紗良のために自殺しようとしたり、車に飛び込もうとしたり、紗良を監禁したりとハチャメチャ。
そんな樹里亜をいいあんばいに紗良が手懐けて、ふたりはラブラブ状態になっていきますが、色々な問題も発生します。
1・2巻までは、切ない部分はあるとは言え、それほど泣けるって感じでもないです。
ラブラブなふたりが恋人同士になって気持ちがつながったという感じです。
しかし、3巻から様子が変わり始め、4巻では号泣しまくりですよ~(泣)
樹里亜が事故にあって、紗良のことだけ忘れちゃう!!
身を引いた紗良が健気すぎて泣けちゃうし…
詳しくは感想記事に書いてます!
ロッカバイディア:暮田マキネ先生
この作品は、泣けて尊い!と思う作品ですね。
大病院の次男坊・八尋(やひろ)の元にいつもやってきて関係を持っているのは、お隣に住んでいる幼なじみで優等生の累(るい)です。
累は、幼い頃に実母から虐待にあっていて、担当弁護士だった今の両親に養子として迎えられ、累と改名しました。そしてずっとその時からお隣の八尋と一緒であり、お互いにお互いしかいないというほど執着しています。
累は、八尋にも両親にもすごく愛されているのに、漠然と理解していても本音ではそれがわからないんです。だから、ずっと子供ができないと言われていた母親が妊娠したことで、自分を追い詰めてしまうんですよね。
だけど、それをちゃとわかってくれるのが八尋で、最後はハッピーエンド!
累が自分の口から本音を言えたシーンは、もう号泣です!!
ビューティフル デイズ:斑目ヒロ先生
何度読んでも、読むたびに号泣する作品です。これはヤバイ!
読む前から覚悟を決めて読む漫画ですね。
親に捨てられて心に深いキズを持っている朝陽が、自分を引き取ってくれた生活能力のない叔父さんと暮らしているお話。
叔父さんはやたらと動物を拾ってきたりするんだけど、人間まで家に連れてきます。それでも世話をしながらしかたないと思っていた朝陽だけど、本気の恋人らしき人が一緒に暮らすようになって、どんどん自分の居場所がないと追い詰められるていくんですよ。
朝食を作る・犬の散歩をするという何気ないことが、自分の仕事であり自分の存在理由でもあったのに、やらなくていいよという彼の為を思っての心配りが、朝陽を追い詰めていくわけです。
もうね…マジ泣き!号泣する!!
誰か悪者がいれば、ふざけんなよ~~とか違う気持ちも出るのだけど、嫌な感じと思う人物も実はみんないい人で、誰も悪くないからこそ、めちゃくちゃ切ないです。
アーモンドを七粒:夏水りつ先生
一人暮らしを始めた葉月は、同期で同じ部署に移動してきた渡辺とバッタリ近くのスーパーで会ってから、一緒に食事を取ることが多くなり、恋人のようになっていきます。
葉月はとても不器用だから、最初はなかなか素直になれずにいるんですよね。そして実は色々な悩みはコンプレックスを持っています。
その様子が少しずつわかってきて、出だしに強気で言っていたことがすべて裏返しの本音だとわかった時点でもうホロッとしますよね。
なのに、やっと渡辺に心を開いて素直になれるという頃に、彼の言葉をうっかり聞いてしまってどん底に落とされます。
葉月は健気でね…素直になれない彼がほんのちょっと恋人らしいことをしただけですごく喜んだりしているのを見たあとに、渡辺に傷つけられて一気にまた恋をする前以上に頑なになってしまうのがつらいです。
彼のことをさりげなく見守っていた課長が飲みにさそっているシーンもまた泣けるわ…
まきちゃんは彼とセックスしたい:ともち先生
真希は、幼馴染の修のことを兄のように思ったりヒーローのように憧れていて、それはだんだん恋心になってふたりは恋人同士になります。
でも、修の家にいりびたっていた嫌な奴が、真希のことをレイプしちゃいます。それはそれでひどい行為を受けた真希が可愛そうで悲しくて泣いてしまうんだけど、号泣しちゃうのはそのあと。
一途で純粋な面のある真希の傷つき方が…もうマジ泣きする…
真希は何も悪くないのに、自分は汚いって思っちゃうんですよ。そして死のうとしたところを修が引き止めた後、ホテルに行って初めてふたりはエッチすんだけど、恐怖を思い出して叫びだしてしまうんです。そんな真希をずっと見守って救おうとする修にもホロッとするんですよね。
最後に真希の笑顔が見れるのと、描き下ろしで修が真希のことをずっと大切に思ってきたことが描かれていて、最後はほっとします。
騎士と誓いの花:九重シャム先生・六青みつみ先生
この作品も下巻にレイプされるシーンが入ってきますが、それよりも上巻が泣けます。
過酷な奴隷生活を送るリィトは、騎士のグリファスに救われますが、それは皇太子の身代わりを務めさせるため。
リィトは助けてくれたグリファスに対して絶対的な信頼を持つので、彼の言うことは何でも聞こうとするんだけど、育ってきた環境がまるで違いすぎます。
父親代わりとして唯一の宝物だった藁の人形をゴミと間違えて燃やされてしまうところでまず泣けるんですよ。父親との大切な思い出の品がゴミだと思われるんですよ???それしか持ってないんですよ…(泣)
そのあとは、必死で皇太子の身代わりをするために言われたとおりに頑張るリィト。でも、あまり自分に懐かせてはいけないと考えるグリファスは、リィトを遠ざけるようにしたり、彼の行動を誤解してきついことを言ったりするんですよ。
皇太子を見習って品よく振る舞えって言うから真似しているのに勘違いして思い上がるなと言われます。怪我をして薬を使ったら、これぐらいで使うなと言われ、だからこそ次に怪我をした時にも何も言えずに薬を使わなかったのに、今度はどうして放っておいたんだと責められるわけです。
もうリィトが健気でね…毎回読むたびに号泣しちゃう…
花鳥風月:志水ゆき先生
ある町に住んでいる3つのカップルのお話です。
出だしの1巻で、まずこれでもかってぐらい号泣しました。
何一つ悪いことをしていないのに、自分自身を否定して消えたいと思ったすえ、ひとりで生きていこうと決意した一人(かずと)が、自分を愛してくれるという一見に出会うお話です。
とにかく一人の過去のお話が切なすぎる!!
あとは6巻でも号泣。
こちらは、元暴力団幹部のて曜明(ようめい)と、彼の世話係をしている火弦(ひづる)の話。
5巻で、曜明をかばって撃たれた火弦。6巻で彼が助かり、ご褒美がもらえます。
もらえるご褒美は、火弦がずっと夢だと思っていたことで…こちらは、嬉しくて号泣(笑)
泣けるBL!【花鳥風月】3CPの切ないストーリー
俺と上司の恋の話シリーズ:ナナメグリ
この作品は、単発で読んでももちろん良いのですが、3冊読むことをおすすめします。
というか、読んで下さい。3巻揃うことで、より感動するからです。
1冊目の「俺と上司の恋の話」は、上司でゲイの徳永と、その部下の高梨が恋人同士になる話なので、キュンキュンするものの、泣くという感じではありません。ほのぼの笑えて、これからのふたりをもっと見たい~って感じ。
2冊目の「俺と部下の恋の先」では、自分のゲイが原因で、高梨に迷惑をかけてしまったと、徳永が別れを切り出します。「お前が不幸になるのが嫌だ」と涙を流す徳永をみて、こっちの方が号泣。だって、徳永は何も悪くないんだから!!
そして、3冊目の「俺と彼氏の恋の果て」になると、号泣する状況が変わります。
ここまでは、徳永の悩みを高梨が包み込むという展開でしたが、高梨が長期出張になり、高梨自身が徳永を傷つけてしまう原因に…
決して悪気はないのですが、不運も重なって、ふたりの心は離れ離れに。
最後は、徳永の笑顔も見れて、最高のカップルに拍手を贈りたくなります。
もういちど、なんどでも。:阿仁谷ユイジ先生
これもかなりヤバイ!号泣する作品です。
恋人同士の古藤多郎と藤井貴博は同棲しているのですが、貴博が事故で2年間の記憶を失ってしまいます。
2年間というと、まさに二人が恋人になるまでの時間。
その記憶を失ってしまったうえに元々ノンケの貴博にとっては、多郎はまさにただの同級生。
自分と多郎との関係や彼への気持ちに違和感を感じて悩む貴博と、忘れられたことで恋愛対象外になってしまった多郎。不安定な生活の中で、ハラハラすることは多く、離れてしまう時と再度元に戻る時にはめちゃめちゃ泣きます。
ネオンサイン・アンバー:おげれつたなか先生
おげれつたなか先生の作品は、他にも泣ける作品は多いのだけど、この作品はダントツで好きで号泣しちゃいます。
クラブにいつも来るギャル男のサヤは、本当は女に興味はないのだけど、それを隠しています。
そして、実はめちゃくちゃピュアで、素直ないい子。
それを知ってサヤのことを好きになるクラブで働いている緒方ですが、ノンケのためいざという時にサヤを傷つけることになってしまいます。
仕方ないんだろう…
BLならありがちな展開だしね…
なんて思いつつも号泣。サヤがいい子すぎるから!!
でも、最後はとっても幸せそうで、良かったです。
トラさんと狼さん:春野アヒル先生
これは、狼さん(受)と、トラさん(攻)の寿命の問題で泣いてしまいます。
楽しくて笑える作品なんだけど、刻々と分かれは近づいていて、それが所々に出てくるんですよね。
狼さんは自分がいなくなった後の心配をし、トラさんは少しでも狼さんが長生きしてくれるのか、何かあった時にどうすればいいのかをいつも考えます。
1巻にも泣きポイントはあるのだけど、3巻全部見た方が感動も大きいです。
そして、狼さんが亡くなってからのことが知りたい方は、「ちびトラさんの大冒険」も読みましょう。
Punch↑:鹿乃しうこ先生
建築家の牧と型枠工の浩太は、出会いは最悪だったものの、一緒に暮らして恋人同士になります。
お互いがとっても大切な存在になったというのに、浩太が事故で15歳~19歳の間の記憶喪失!
記憶がない間もふたりは少しずつ心を近づけていって、15歳の記憶しかない浩太もまた牧に恋するようになります。そして今度は、19歳の元の自分自身をライバルのように思い、記憶が戻ることを怖がるように…
この記憶喪失部分は、3巻・4巻ですね。
もともと浩太が大好きなので、彼の健気っぷりに号泣しまくりです。
BL「Punch↑」あらすじ・感想(ネタバレ注意)ストーリーもエロも充実♡
ニィーニの森:SHOOWA先生
色々な人種が住んでいる不思議な森がニィーニの森。
この中で泣けるのが、猫科人間のココとウルフのお話。
作品全体としては、ハッピーエンドでほのぼの系も入っていますが、ココとウルフは、ちょっとハッピーエンドとは言えない切なくて悲しい別れのお話です。自然の摂理ですから、バッドエンドとも言えないと思います。
ココを拾って育てようと思ったウルフは、周りの狼達に疎まれるココを連れて、ニィーニの森に住むことにします。ニィーニの森では肉を食べると呪われるので、妖精に人間にしてもらって…
ココはいつも誰かに恋していて、もう命が終わるとわかっているウルフは、彼が新しい恋を見つけたことを確認すると、住処で死ぬことのないよう出ていきます。ココのために生きたウルフと、ウルフだけは特別に思っていたココのこのお話は、何度読んでも号泣してしまいます。
パラダイス・ビュー:小嶋ララ子先生
このお話の前に「君とパレード」があるのですが、その作品も読んでいる方ならより号泣するのでは?
高校生だった赤星は、「君とパレード」の方で、赤星が通う塾でバイトしていた菊池の友人にやっぱりノンケは無理って感じでフラレています。
その状況を知って健気な赤星に恋をした菊池は、恋人になってからもそれはそれは赤星を大事にしてきたのですが、この作品で大きな壁にぶつかるのです。
どんどん変わっていく環境と周りのからの目や態度に翻弄されてお互いの気持がズレていきます。
凛として芯が強い赤星が、いつもの彼らしくいられないところで号泣しまくりでした。
菊池も赤星も別れたくないと相手のことを変わらず愛していますが、なかなかうまく噛み合わないから…
ギリギリのところで気持ちをぶつけ合った二人が最後は幸せになるので、読後感はとても良い作品です。
是-ZE-:志水ゆき先生
11巻もあるので躊躇するでしょうが、読んだ方のレビューを見てもあっという間に読んでしまったというほどの人気作品です。
上部で同じ志水ゆき先生の作品「花鳥風月」も出していますが、こちらも負けてはいないというほどの号泣してしまう作品です。
この作品はファンタジーで、人間と紙様のお話です。
代々言霊を操れる家系の三刀家。相手に不幸をもたらす言葉は言った本人にも返ってくるため、言葉を使うのも命がけです。
そんな言霊様の厄災傷を代わりに受けて守るためにいるのが紙様。
言霊様がいなかったり、言霊を使わなくなったら、白紙に戻されてしまいます。(仮死状態)
この作品には、複数のカップルが登場するのですが、どのカップルも素敵で、切ない部分があります。
特に氷見と阿沙利は白紙に戻るので、これらが一番号泣ポイントですね。
表紙を見るとかなり昔の作品って感じがしますが、本編ではそれほど気になりません。
狼への嫁入り~異種婚姻譚~:犬居葉菜先生
この作品は、狼族の名家へ兎族の主人公・楓が嫁入りする話ですが、中盤まではそれはもう楓が不憫に思えてしまうんですよ。
仕方がないこととは言え、生贄のように兎族からは嫁に出され、それでも健気に新しい家でがんばろうと思っているのに、婚約者からは冷たくあしらわれ…
自分だけが幸せではないというセリフに泣かされてしまいます。
しかし、後半は前半が嘘のように違った空気感になりますよ♪
最初にどん底まで下げてから、最後にあそこまでハッピーに盛り上げるとは…
読後感はとっても良い作品です。
僕のミーちゃん:未散ソノオ先生
泣くことはないって人の方が多いかもしれないけど、私は毎回ティッシュ片手に読む漫画です。
祖母を安心させたいがためにお見合いをしようと思った森魚(もりお)は、すごく地味でパッとしない人なんだけど、心はめちゃくちゃ純真。
逆に長身で女性かと思ってしまうほど美しいミーティアは、とっても心が広い…そんなミーティアだから、森魚の気持ちを本人以上に理解するかのようにわかってくれるんですよね~~。
正直言って、何が泣けるのかと聞かれると困ってしまうほど大きな事件が起きるでもなく、リアルにもありがちな普通の出来事が描かれています。遺産相続することになったら親戚がやたらと口を出してくるとか。
多くの人が森魚の気持ちなんてわかっていなくて、そんな彼のことを会ったばかりのミーティアは一番理解してくれるわけです。
ふたりがお互いを大切にするさりげない行動とかセリフにウルウル!!
あと、ふたりを面倒みている先輩もすっごくいい人です。
俺はニーチャ:三田六十先生
この作品は、主人公の17歳高校生・ニーチャが健気すぎて泣けちゃいます。
ただ、涙腺がめっちゃ弱い私の場合なので、普通は泣けるとは思えないのかもしれませんので注意してください。
ニーチャの家は両親が共働きのため、母親代わりに一家の主婦のように家事と5人の弟妹たちの世話をしています。
親からはお兄ちゃんと呼ばれ、弟妹たちや学校の友達からはニーチャと呼ばれ、誰一人彼の本当の名前を呼んではくれません。
そんな彼が出会ったのが、風俗店の店長・安達。
ひょんなことからエッチなことをされちゃったりとひどい目にあったりするものの、我慢していたのが爆発して泣いてしまったニーチャに対し、彼だけがニーチャじゃなくて本名の「希」って呼んでくれたわけです。
そこからは、また名前で呼んでほしくてバイトを始めたり、安達がムチムチがタイプだと聞けば太ろうとがんばったりします。
なんかね…
主婦をしていると、名前で呼ばれる機会がなくなって、何をやっても家事や家族の世話をしても当たり前で感謝されなくなるじゃないですか。
ニーチャは、まだ17歳の高校生なのに同じような体験をしていて、さらに母親代わりでやっていることだから、母親が家にいる時は代理の自分はいなくてもいいのか?って感じにまでなっちゃうんですよ。
そんな彼が家族に文句も言えずに、ぐっとこらえて涙ぐんでいたり、他人の安達だからこそ号泣できちゃうっていうのが、泣かせてくれちゃいます。
最後は、親孝行でいい子すぎて泣きますよ。
以上「【BL漫画】おすすめの泣ける&号泣しちゃう作品をまとめてみた♪」でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。