BL「クロネコ彼氏の甘え方」あらすじ・感想(ネタバレ注意) クロネコ彼氏シリーズ【2】

この記事では、BL漫画「クロネコ彼氏の甘え方」のあらすじや感想(ネタバレ注意)をまとめています。
カメラマンにキスをしているところを見られてしまったふたり…
それをきっかけにラブラブのふたりに亀裂が!?
「クロネコ彼氏の甘え方」
左京亜也先生の作品です。
クロネコ彼氏の甘え方のあらすじ
猫科人間でイエネコの慎吾は、同じ猫科でヒョウに化ける人気俳優の賀神と恋人同士になってラブラブ。特に賀神は慎吾にメロメロで、仕事の合間も暇があればベタベタしてきます。
そんなふたりがキスをしているところを、カメラマンが見てしまった!!
その後慎吾にちょっかいかけるようになり、彼が猫科人間だということにも気づいてしまいます。
真悟と蓮見が一緒にいることが増えるたびにヤキモチをやく賀神。
そしてふたりは、少しずつギクシャクしていきます。
心の底から人を信じることができなくなっている真悟は、ふたりの関係が終わることを恐れ…
真悟のことになると感情を抑えきれなく賀神は、終わることを前提に考えている真悟の気持ちに苛立ち…
そして賀神は、ただの体だけの関係に戻ると言い出してしまいます。
クロネコ彼氏の甘え方の感想(ネタバレ注意)
※(ここからはネタバレになる可能性あり)
カメラマンの蓮見の登場で、慎吾と賀神の間がちょっとずつおかしい方向に進んでしまいます。
しつこくちょっかい出されている慎吾を見て、賀神がやきもちをやいたのがきっかけですね。
ギクシャクしてラブラブどころじゃない!!
もうそういう状況になってしまうと、お互いの言葉も違うように受け取ってしまうわけで…
まず慎吾は、賀神のことを「捨てられてもいいから欲しいと思った」と言うのだけど、その言葉がひっかかった賀神。
真悟はたぶん、他の人なんて好きにならないけど、それぐらい賀神のことが特別だってつもりで言ったはずなんですよ。ところが賀神は捨てられるって言葉に反応しちゃうんですよね。
え~~っ!?素直に好きだと言われていると喜べばいいじゃん!とか思いましたよ。
オタク主婦
賀神からすると、捨てないって言っているのに…なんで信じてくれない?って気持ちなんでしょう。
終わることを怖がるのは、いつでも終わることを前提としているからだ…
信じられない関係ならないのと同じだ…とか思っちゃうんですよ。
さらに、正人から「真悟は急に近づかれるとビビって動けなくなる」と忠告されたこともあって、一番最初の体だけの関係になろうって提案しちゃことになりました。
とはいえ、賀神は真悟をあきらめるつもりはこれっぽっちもありません。
逆です。何も始まっていない状況であれば終わることはないし、その方が真悟の気持ちを楽にしていられるって思っているわけです。
しかしそれもまた、真悟にとっては違う意味合いに通じてしまいます。
真悟は、その言葉こそが終わりだと思ってしまった…(泣)
う~~~ん…
結局は、ふたりとも離れたくない・別れたくないって思っているわけで、なぜこうもズレてしまうのか…
オタク主婦
誰も悪くないのだけど、この微妙などんどんズレが大きな亀裂になっていくようで切ないですね。
やっと心を開いたばかりの慎吾は、そうそう急に甘々になれるわけでもないし、捨てられないとは頭でわかっても不安がまったくないという状況になるまでには相当時間がかかるだろうと思うのですが…
でも、こういう言葉足らずでもめてしまったり、気持ちがすれ違ったりするのはリアルの恋愛でもあるあるなので、その分最後は感動が増します!!
最後はちゃんとハッピーエンド!!
クロネコ彼氏の甘え方の感想まとめ
ラブラブだったふたりですが、真悟のトラウマが根本的に改善されていないために、関係がグラグラっとしたストーリーでした。
うまくいったものの、この問題は今後もまたぶりかえしてくるので要チェックです。
そして、この作品で重要ポイントだったのは、蓮見の登場!!
シリーズに欠かせないキャラが増えました。
彼は今後も、真悟の友達として色々と手助けしてくれる存在になります。
以上「BL「クロネコ彼氏の甘え方」あらすじ・感想(ネタバレ注意) クロネコ彼氏シリーズ【2】」でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。