BL「喰われたがりの仔羊くん」あらすじ・感想(ネタバレ注意)甘々溺愛&執着ラブ!

BL漫画「喰われたがりの仔羊くん」のあらすじや感想(ネタバレ注意)についてご紹介します。
幼なじみの溺愛&執着ラブ!
羊が狼に食われたがってます!
「喰われたがりの仔羊くん」
コウキ。先生の作品です。
購入可能な電子書籍サイト
喰われたがりの仔羊くんのあらすじ
黒山羊(くろやまよう)は箱根の老舗有名旅館の息子。
2歳年上の幼なじみを追って、全寮制の市立牧場学園に入学して早3ヶ月!
その幼なじみというのが、武士狼(たけしろう)。
羊の家の旅館の花板の息子で、将来後を継ぐために調理科で学びつつ生徒会長もしています。
小さな頃からふたりはずっと一緒で、お互いかけがえのない存在なのだけど…
なかなか本当の気持ちは伝わりません。
「1回でいいから抱いて」
それは、2年前離ればなれになる時に、羊がお願いしたことでした。
自分が入学するまでに好きな人がいなかったらと…
しかし、士狼は相手にしてくれなくて…
喰われたがりの仔羊くんの感想(ネタバレ注意)
※(ここからはネタバレになる可能性あり)
この作品は、設定がとっても面白いですね。
細かい部分までよく考えているな~なんて思いながら読みました。
人名はもちろん色々な名称が動物がらみだし、悩みやちょっとした部分が動物に関連して描かれていて面白いですね。
そして、ストーリーはとにかくキュンキュンする!!
オタク主婦
羊も士狼も、お互いにすっごく執着しているし両思いなんですよ、最初から。
だけど、ふたりの気持ちは通じているようでズレており、そんなふたりが恋人になっていくまでのお話です。
2年前に羊は、士狼が寮に入って離ればなれになる時、自分が入学するまで一切連絡をとらず、それでも士狼に好きな人がいなければ1度でいいから抱いてほしいと告白しています。
それって、1回抱いてくれれば諦めるってことなんですよ。
つまり、最初から羊は士狼とつきあえるとは思っていないってこと…
家族以上の関係で一番大切にされているとわかっているけれど、恋愛対象にはなれないって思っていたんでしょうね。それらしきことを士狼に言われましたし。
さらに、もっと成長して体が大きくなってしまったら、同じ男を抱くことに抵抗をもたれてしまうから早くしないとと焦っています。
だからこそ、すっごく積極的!!
一方の士狼も男前なんだけど…
彼は最初の方は自分の気持ちをハッキリ自覚していません。
だけど、一番大切なのは羊であり、すっごく執着しているのは同じ。
可愛くて、料理して食べてしまいたいぐらいだし、ずっと一緒にいたいとも思っています。あまりにも可愛いから油断すると手を出してしまうと気を引き締めるぐらいですよ!!
性欲を恋愛と勘違いしてはいけないって思っていたんです。
そこまでの想いがありながらそう思っていたのは、子供の頃から言われて育ったことにより思い込みから!?
花板である父親から、自分の立場をわきまえるようにと言われてきたために、自分は支える側になると刷り込まれていたのかもしれませんね。
羊はいつか跡継ぎを作らなくちゃいけない立場。
だからこそ、家族・幼なじみ・先輩・親友・未来の部下など、なんらかの立場で一生そばにいようという思い込み…
しかし、ひょんなことから、自分は恋愛を性欲と勘違いしていたのでは?と気づくんです。それがちょうど中盤あたりですね。
そして後半は、泣けます!!
オタク主婦
羊のシーンは特に泣ける!彼の状況もそうなってしまった理由も…
士狼のシーンは、ハッピーエンドにつながるので、泣けるというよりもワクワクって感じでしょうか。
最後はラブラブ甘々なので、読後感は最高にいいです。
喰われたがりの仔羊くんの感想まとめ
これでもかってお互いを大事に思って執着したり溺愛するストーリーでした。
気になる羊の跡継ぎ問題ですが、最後にどうするのかってシーンも入ってきます。
すごすぎる!!羊って、かなり頭が良くて見た目と反してめっちゃ男前ですが、ここまで考えているとは…
それに、生徒会長になってモテモテ♪
最初とは違って、士狼がヤキモチをやく様子にもキュンとします。
以上「BL「喰われたがりの仔羊くん」あらすじ・感想(ネタバレ注意)甘々溺愛&執着ラブ!」でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。