BL漫画「嫌いでいさせて」のあらすじや感想(ネタバレ注意)をまとめました!
現在の最新刊は5巻!
最高のオメガバース作品です。癒やされます。
「嫌いでいさせて」
ひじき先生の作品です。
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「嫌いでいさせて」のあらすじ

- 古賀雫斗(こがなおと)
高校時代にαに襲われたことでαに強いトラウマを持つΩ。
一人娘のしずくと暮らしている - 土屋葉月(つちやはづき)
雫斗の運命の番で高校生のα。第二の性による差別が嫌いで、βだと偽っている
Ωの古賀雫斗は、一人娘のしずくと一緒に暮らしています。
雫斗は、高校時代にαに襲われたことからトラウマがあり、番は作らずひとりでしずくを育てようとしていますが、仕事がなかなか見つからず…
母親に無理やり婚活パーティーに参加させられることになりました。
ところが、その会場で当然雫斗の芽の前に、「運命の番だ」と言う男が現れ、あわてて逃げ帰ります。
しかしその後、やっと見つけた高校の用務員の仕事先で、その彼と再会することに…
彼の名は土屋葉月。
その高校に在学中の生徒でした。
雫斗のことを好きだ・大切にすると言う葉月に無理だと断る雫斗ですが、発情(ヒート)が起こってしまって…
「嫌いでいさせて」の感想(ネタバレ注意)
めちゃくちゃ好きな作品です!!
巻が増えるたびに、子供や心を開ける人たちも増えていくので、巻それぞれによって見どころも違って面白いです。
1巻の感想
まず1巻は、雫斗と葉月が、お互いを大切に思うようになって番になるお話です。
雫斗は、高校時代に先輩3人に襲われて妊娠させられたことから、αに対してひどいトラウマを持っています。
それでもしずくを産んで、彼女のために必死に苦労しながら生活をしているんです。
だからこそ、まだ5歳の幼稚園児でありながら、色々なことを我慢している彼女の様子を見ているとホロッとしますね。
運命的な出会いをした「運命の番」同士なのに、なかなかうまくいかない大きな壁が見どころ
雫斗が無理やり参加させられた婚活パーティーでバイト中の葉月と出会ったのも、やっと見つかった仕事先で再会したのも、すっごく運命的って思うものの…
ふたりの間は、そうは簡単にうまくいきません。だけど、そこが良かった!!
雫斗はαそのものが怖いし、αを信じることができないんですよ。
そんな彼のトラウマが、ふたりを阻む大きな壁となっています。
そして、そんな彼の心を開いていく葉月の行動と雫斗に対する想いは、感動しちゃうレベルですね。
とにかくいい子!
雫斗が彼のことを好きになっていくのも自然だと思えます。
雫斗が最もひどい発情状態になった時のシーンは、特に最高でしたね。
友達の京介と用務員さんが駆けつけた時、葉月は意識もハッキリしない状態でありながら、自分の腕を噛んで雫斗を襲わないように耐えつつ、ぐっと抱きしめて誰にも渡さないと守っていました。
用務員さんが、「君から古賀くんを奪うわけじゃない」「誰も彼を襲ったりしないよ」と言い、βの京介でさえ葉月の威圧感がなかったら匂いで理性が負けていただろうと思うぐらいの状況を、αの葉月は耐えきったなんて、どれだけ意志が強いのかって話ですよ。
その後は葉月のことを好きなΩの女子が登場したことで、またこじれてしまいますが、しずくのがんばりがあって、お互いの心を素直に伝え合うことができました。
最後は、雫斗・しずく・葉月は、仲良し家族となって、超ハッピーですよ!!
描き下ろしは、特にやばすぎです!!
ふたりの子供を妊娠したとわかったあと、葉月としずくが産婦人科に乗り込んで大騒ぎ(笑)もう、尊すぎて泣けちゃう♪
2巻の感想
2巻は、出だしは、子育てに慣れていない葉月が悩んでいる様子からスタートします。
そして、そこからの展開にはびっくり。
この2巻が、一番好き!
面白すぎる~
重要キャラが続々新登場!!
1巻で色々とあった出来事のその後が、すべてと言っていいぐらい回収されていて、あ~~良かった~~と思う部分が盛りだくさん!
1巻の描き下ろしでは、雫斗に葉月との子供ができたことがわかったシーンで終わっていますが、2巻ではその子も7ヶ月になっています。
男の子で、名前は湊(みなと)
可愛すぎる…
雫斗と葉月が出会ってから3年後って感じでしょうか。
しずくも8歳になっており、さらにしっかり者の良いお姉ちゃんになってますね。
そして、葉月の母親が登場しますが、これまた強烈なキャラで、さすが葉月の母って感じ。
ちなみに名前は美月(みづき)です。
この2巻では、この美月の存在がとても重要で、彼女の力を借りながら、大きな問題を解決する流れになっていきます。
この美月が、いいキャラでね…
葉月は、この人の息子だからあんなにいい子なのかと思わせてくれるような人物です。
そして、血のつながらないしずくのことも、超かわいがっていて、息子の番である雫斗も自分の息子のように大切にしてくれます。
高校時代に雫斗を襲ったクズ男をギャフンとさせるのがメインストーリー
この巻では、前半に葉月が子育てに悩んだりもしますが、メインとなるのは雫斗を襲って妊娠させた男・村雨郁也(むらさめいくや)の登場する部分ですね。
クズ中のクズです。
この巻では、大学に通いながら葉月は母・美月の会社の仕事もしていますが、その会社のグループ傘下の会社社長が村雨社長。
この村雨社長はとてもいい人ですが、息子は真逆で超問題児。
郁也は、雫斗が葉月の番になっていることを知ると、脅してくるんですよね。
余計なことは言うなと…
番を使って変なことを企んだら、どうなるかわからないと…
そして念書を書かせようと自分の会社に呼び出すんですよ。
また力技で黙らせようってことです。
ここからは、すっごく面白かった!!
そして、その事実を知った葉月・美月親子は、雫斗のわからないところでしっかり手を回し、郁也を徹底的につぶすんですよ。
しかも、父親である村雨にも、ハッキリと息子が犯罪を犯したことを自覚させました。
そのやり方がね、すごく良かったんですよ。
これはぜひ読んでいただきたい!!
他の社員には迷惑がかからないように…
雫斗がこれ以上、不安にならないように…
クズの郁也はもう立ち上がれないように…
最高です!!
そしてさらにそのあと、思わず号泣しちゃったシーンも複数ありますよ。
1巻であれだけ心に深い傷を持っていた雫斗が、こんなに幸せになれたなんて!!と思えて泣ける感動シーン♪
さらに、前半で子育てに悩んでいた葉月がすごく喜ぶことがあったり、1巻でしずくが友達に言われてすごくショックだったことに関わるシーンもあります。
良かった~良かった~と何度も言いながら読みました。
3巻の感想
3巻は、引っ越しした新居に京介を連れて家に帰った葉月が、湊にメロメロというシーンから(笑)
そしてその後、京介から友達のαがΩを好きになったと恋愛相談されたから、一緒についてきてほしいと頼まれます。
恋愛相談というのがこの巻のテーマ。
そして、しずくの学校の担任でαの朝永(あさなが)と、体育教師でΩの柳木(やなぎ)が初登場です。
αの朝永は、学校では良い教師っぷりだけど、プライベートではちょっとうざいと思うキャラで好きになれなかったし…
αらしくないし、もともと空気を読まないというか、人の気持をあまり理解できないマイペースキャラって感じ。
一方で柳木は、雫斗と似た部分が多いものの、雫斗以上に人付き合いが苦手で不器用な人のようです。
まぁ、うざすぎるぐらいの朝永とは、かえって相性が良いのかな~と思いました。
そして、この巻の見どころは、αとΩそれぞれで相談にのっている時に、自分たちの過去を振り返るところでしょう。
1巻の終わりに産婦人科でのほのぼのしたシーンがあったけれど、その前にこんなことがあったのか!って泣きましたね。
しずくの第二の性がわかって悩んでいたシーンも泣けた!
もうひとつの見どころと言えば、最初の方と最後に笠元家が登場することでしょう!
しずくの友達のダイキ、そのママの純、パパの大吾(だいご)の3人。
純の豪快さは圧巻(笑)
学生時代に地元と近隣の学校仕切っていた元ヤンキーとのことで、葉月と対立している様子が笑えるんですよね。
しかも彼女は、なんだかんだ言いながらいい事を言うから、スカッとするんですよ。そんな彼女が、「あたしあの夫婦大好き」って言っていたのには、ホロッとしちゃいました。
こんな素敵な友達ができて、素を見せている雫斗は、とっても幸せそうでした。
この笠元家は、これから土屋家と強いつながりを持つ関係になっていきます。
具体的には、5巻でわかりますよ。
4巻の感想
ストーリーは、新たな高校生キャラ・伊織(いおり)が告白されたシーンから。
偶然にも雫斗がその様子を目撃してしまったけれど、ドン引きしてしまうような伊織の発言…老若男女問わず、誰とでもつきあっちゃうという彼。
この4巻は、この本当の恋をしたことのない伊織が、雫斗に初めての恋をするお話です。
心がほんわかする温かいお話。
そして、伊織のことだけではありません。
雫斗と葉月の超ラブラブっぷりも描かれていくんですよね。それが、伊織の恋に絡んでいくわけですけど。
まず出だしの伊織のシーンのあとは、湊を保育園にお迎えに行くシーンになるなんだけど…
しずくも、よりお姉ちゃんらしくなってめっちゃ可愛い!!
子どもたちがこれだけ大きくなったってことは、雫斗と葉月が番になってからもそれなりの年月が過ぎたったことだけど、相変わらず超ラブラブなふたり。
そしてここから、葉月が2週間出張で不在になり、新たにお互いへの愛を実感する展開へなっていきます。
3巻が、朝永のおかげでドタバタ騒がしい感じだった分、この4巻はほんわか物静かな感じがしますね。伊織が雫斗のことを好きになっていくのも、とっても自然。
葉月を愛し・愛されている雫斗を見て、羨ましいと思ったりしつつ、だんだん好きになっていく様子が描かれています。
後半は、雫斗がヒートになっちゃうなどちょっとした出来事があるのだけど、自分の気持ちを押し殺して雫斗のために行動するんです。この部分がこの巻の盛り上がりで、見どころになっています。
この時の葉月が超カッコ良かった!
そして、違った意味で伊織も負けずにカッコ良かった!!さらに、伊織の友達ふたりも良い子だった!!
みんなが幸せになれますようにって思いましたね。
5巻の感想
5巻の出だしは、第3子・蒼大(あおい)が生まれて家に来たシーンからスタート!
これがまた、葉月にそっくりすぎる赤ちゃんで、可愛いやら笑えるやら…
可愛い子どもたち3人が尊すぎる
新しい家族が増えたことで、湊がすごいヤキモチをやきます。
まぁ、当然ですよね。今までは自分が末っ子で、一番甘えていたんだから。
そんな湊がお兄ちゃんの自覚を持つ様子が描かれているのだけど、雫斗と葉月…特に葉月の行動が最高でした。
2巻で湊が生まれたばかりの頃、子育てに悩んでいたのが嘘みたい…
特に、小学校高学年になったしずくの気持ちになって、雫斗に甘えられるように拝領するシーンは最高!
そしてこのあとから、5巻のメインストーリーに入っていくのですが、しずくと幼なじみのダイゴの第二の性に関するお話になっています。
ダイゴはΩだったんですよ。
クラスメイトにはΩを差別して見下している生徒がいて、からかわれたダイゴはハッキリと自分がΩだと宣言しちゃいます。
その後、ヒートがいつ始まるかわからない状況で林間学校に行くことに…
親の影響からΩを見下してダイゴに嫌なことを言ってくる生徒や、そんな彼の友人で自分がΩだと言い出せない生徒。
そんな子どもたちがきっかけで、しずくは恋を自覚します。
見どころは、しずくが恋する様子と、雫斗と葉月と純の親心
出だしから、雫斗と葉月の立派な親っぷりは描かれていますが、メインストーリーに入ると、いじめっ子の親との比較でより彼らの良さが強調されていきます。
いじめてくる生徒も、悪い子ではないんですよ。悪いのは彼の親。
だから、しずくの言葉や担任の朝永の言葉によって、彼自身も変わっていきます。
朝永も、この巻では立派な教師としてがんばっていて見直しました!
カッコよかった!!
この巻は、2巻に続いて好きな巻でしたね。しずくは、血が繋がっていないのに葉月にどんどん似てきており、恋するしずくの成長が嬉しかったし。
何年たっても雫斗に一途で、子どもたち3人を愛しまくっている葉月も最高でした。
ダイキも、もうひとりの幼なじみ・乃亜(のあ)も良い子に育ったよね~。
乃亜が良い子なのは、これか!とわかるシーンもあって、じわ~っと感動しますよ。
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「嫌いでいさせて」の感想ネタバレまとめ
まずは、全体の総復習!
- 1巻は、出会いから番になるまでのストーリー
- 2巻は、第2子・湊の誕生と子育て、雫斗を襲ったトラウマの元凶をギャフンとさせるストーリー
- 3巻は、雫斗と同じ男のΩと彼を好きなαから、恋愛相談を受けるストーリー
- 4巻は、雫斗のことを好きになる高校生と、雫斗&葉月がラブラブなことがわかるストーリー
どのストーリーも最高で面白かったけれど、登場人物のキャラがとても良かったというのが一番言いたいことかもしれません。
1巻に登場する雫斗の母・雪や用務員さん・京介、2巻では葉月の母・美月の他に、村雨社長・郁也、3巻ではしずくの学校の教師・朝永と柳木、4巻では伊織…などなど。
ママ友の純は、2巻でチラッと登場した時からすっごく良いキャラだと思っていましたが、3巻ではさらにそう思います。彼女はめっちゃカッコいい!
この中で郁也だけは、徹底的なクズって意味で良かったんですけどね。
中途半端に、彼にも理由があって…みたいなのがなかったために、スッキリできましたから。
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以上、BL漫画「嫌いでいさせて」のあらすじや感想ネタバレでした。最後までご覧いただきありがとうございました。