BL【君の音が鳴り止まない。】感想(ネタバレ注意)テクノ音楽と恋のお話

美しい絵で書かれた音楽BL!
「君の音が鳴り止まない。」
cielo先生の作品です。
では、ここから「BL【君の音が鳴り止まない。】感想(ネタバレ注意)テクノ音楽と恋のお話」についてまとめます。
君の音が鳴り止まない。 あらすじ
田舎だとセックスぐらいしかやることがないと、いつも女をひっかけている三条は、テクノ好き。
本当はテクノの話を誰かとしたいのだけれど、周りに話せる人がいません。
ある日、好きなDJがライブをやると知った三条は、クラブに年齢をごまかして潜入します。
そこでDJとしてプレイしていたのは、根暗なクラスメイトの五十嵐!
ひょんなことで、五十嵐の家に行くことになったことをきっかけに、三条は彼とセフレのような関係になっていきます。
君の音が鳴り止まない。 感想(ネタバレ注意)
※(ここからはネタバレになる可能性あり)
表紙でもわかりますが、絵がとてもキレイです。
ストーリーも、トントン拍子に進む感じがありますが、全く違和感がなく面白いですね。
三条のあっけらかんとした性格と、留学して実は成人しているという五十嵐の設定があるせいでしょうか。
もう少し、もめたりドロっとした方が良かったかも…なんて思いますが、アッサリ読めるから良いと思う部分もあります。読後感がいいですからね。
ただ、物足りないと思う方はいるかもしれません。
後半、ふたりはしばらく離れ離れにならなくちゃいけない事情になるのですが、チャラいと思っていた三条は意外と中身も男らしいですね。なのに、五十嵐のことを好きだと言う時の顔などは色っぽくて可愛い!!五十嵐は、全体的に見て色気をすごく感じる!!
お互いを大事にしている雰囲気がすごくあって、ホッとします。
表題作の他に、「捨て猫に愛を与えてはいけません。」も収録されています。
ボロアパートの大家さんである大作と遠縁の親戚である歩夢のお話
親がいなくて優しくされたことのない歩夢はビッチなのですが、ドロっとした感じもなくサラッと読める漫画です。
以上「BL【君の音が鳴り止まない。】感想(ネタバレ注意)テクノ音楽と恋のお話」でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。