いっそ声がなかったら

「いっそ声がなかったら」のあらすじや感想(ネタバレ注意)をまとめました!

吃音(きつおん)があることにひどいコンプレックスを持っている清掃員と、人の気持に鈍感で無愛想なエリートリーマンのお話です。

「いっそ声がなかったら」
猿和香ちみ先生の作品です。

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いっそ声がなかったらのあらすじ

吃音に悩んでいた清掃員の六瀬は、働いている会社のエリート社員・高科に憧れていました。

人の前で堂々とプレゼンする姿は、自分とあまりにもかけ離れていたため、憧れずにはいられなかったのです。それは秘密の片思いでもありました。

そんなある日、六瀬は誰かの落とし物であるUSBを自分のものと勘違いされて預かってしまうことになりました。しかし、受付に届けるにしても、話さなくてはいけないために勇気が出ません。

すると、受付に落とし物の確認をしに来た人物が…
それは、あの高科だったのです。

勇気を出して高科にUSBを返した六瀬。
ここから、ふたりの関係が変わっていきます。

いっそ声がなかったらの感想(ネタバレ注意)

この作品は、コミュニケーション能力に問題があるふたりのお話ですね。

六瀬は、幼い頃から吃音で周りからひどいことを言われてきたため、話す時に緊張して余計にどもってしまいます。それがまた、彼のコンプレックスとなるという悪循環…

一方高科は、すっごく仕事ができる人でありながら、人の気持がよくわかりません。だから、配慮をするとか気を使って話すこともできず、コミュニケーション能力だけはとっても低い状態。

同僚が笑っているところを見たことがないぐらいですからね。

そんなふたりが、知り合ったことでお互いを変えていくことになります。
それがまず見どころと言えるでしょう。

周りの視線が気になってマイナス思考だった六瀬が、前向きになって高科ともっと色々話をしたいと思うようになったり…

高科もまた、周囲のことなんて気にもかけていなかった彼が、六瀬のことはすっごく気になって彼のためにって考えるようになっています。

ともに良い刺激を与えあって幸せいっぱなふたりだけど…
中盤から少しずつ雲行きが怪しくなっていきます。

まず、六瀬の吃音がひどくなってきていること。
これは、もっと高科と話したいって気持ちが強くなったからこそ、言葉が出なくて焦っちゃったのではないかな~~。

それがよくわかるシーンが、この作品の中で最もふたりの関係がやばいってなるところでもあり、もうひとつの見どころにもなる部分です。

吃音に対する理解の違いですね。

高科は、吃音について本を読んで勉強したりしますが…
基本的に、どう悩んでいるのか・どんな状況になるのかってことは理解できていないため、六瀬を傷つけるようなことを言ってしまうんです。

本人はよかれと思って言ったことだけど、吃音で悩んでいる人からしてみれば「普通に話せる人だからそんなことを言えるんだ」って話ですよ。

しかも彼はそもそもコミュニケーション能力が低いために、余計に思っていた内容が伝わらないわけです。同僚の女性社員に話を聞いて、やっと理解できたようで…

リアルですね。
実際の生活の中でも、こういうことって起きていると思うので、色々と考えさせられます。

身体的な問題でも、精神的な問題でも、それぞれの悩みは本人からしてみれば深く辛いもので、周りが自分勝手な考えで言ってはいけないことってありますから。

そして、最後は、ハッピーに終わるので、ずっと健気な六瀬が幸せになれて良かった~とホッとしましたね。

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いっそ声がなかったらの感想まとめ

この作品は、悩んでいる本人の六瀬の気持ちの移り変わりや、彼を理解しようとする高科の変化が丁寧に描かれています。

終わりの方では、高科のために六瀬がすっごく頑張るシーンもあって、ホロッとしたりしますよ。

あと好みにもよると思うのだけど、高科はすごくかっこよかったとは思えないかも…

私の場合は、六瀬一筋でした。
だって、いい子なんだもん!!

以上「BL「いっそ声がなかったら」あらすじ・感想(ネタバレ注意) 吃音で悩む清掃員の恋」でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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