幾千の夜/切なくてキュンするBL
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漫画大好きで特にBLが好きな50代のおばさん・桃子です。気分だけはいまでも10代! 日々増え続けている電子書籍所持数は6,000冊以上♪お気に入りの感想をちまちま書いています。 管理人桃子のプロフィールはこちら
幼なじみのふたりが悩んで恋人になっていくお話
「幾千の夜」
木下けい子先生の作品です。
幾千の夜 あらすじ
家が隣で幼なじみの哲弥(てっちゃん)と宙(そら)。
仕事しかしない父親は厳しく、我がままも言わず甘えることもできない宙を、てっちゃんはほうっておけません。
ずっと守ってあげる…
しかし、宙に対して特別な感情を持ってしまったてっちゃん。
ずっと守ってあげようと思っていたのに…
悩んだてっちゃんは、宙と少しずつ距離をおこうとします。
そして、大学生になると家を離れて一人暮らしすることにします。
その後1年以上がすぎ、てっちゃんに依存していた宙は、ある事をきっかけに誰かに助けを求めたくなっててっちゃんに電話をします。
幾千の夜 感想
お互いを大切に思うあまり、一緒にいられなくなったり悩んだりする様子をすごく丁寧にやさしく描いている漫画です。
切なくてキューンってなるんですよね。
大人になりきれていないのに、本気で宙を守るんだと思いすぎてしまい、それで結局宙を泣かせてしまうてっちゃん。
ヘタレって言えばそうかもしれないけれど、すごく頑張ってるな~ってウルウルしました。
宙の心情も細かく描かれていて、不安な気持ちやどうすればいいのか悩む気持ちにジーンときます。
とても優しくて切ないストーリーと絵もぴったり。
お互いが社会人になって、甘えてばかりの宙がしっかりしてきて、てっちゃんとの距離感覚が変わってくるところもいいです。
最後には、ほっとして心が温かくなります。
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