BL「イベリコ豚と恋の奴隷。」待望のイベリコ豚シリーズ続編

「イベリコ豚と恋と椿。」のスピンオフ作品。
クールビューティーの吉宗と硬派な源路のお話
イベリコ豚と恋の奴隷。
SHOOWA先生の絶妙な感情表現とユーモアを堪能できる作品です。
このBLがやばい2017年度版で第13位獲得
発売して期間が短いのに上位にあがっていました。すごい!!
では、ここから「BL「イベリコ豚と恋の奴隷。」待望のイベリコ豚シリーズ続編」についてまとめます。
イベリコ豚と恋の奴隷。 あらすじ
不良でありながら真面目にゴミ拾い活動をしている集団イベリコ豚。リーダー入江のお目付け役の吉宗は、過去にトラウマがあります。
そんな彼にずっと片思いをしている後輩の源路。
カラダの関係になったものの、やるだけならいいという吉宗に振り回され、本当の気持ちがわかりません。
カラダだけではなく心も欲しい源路。
自分の過去のトラウマを背負わせたくない吉宗。
そんなふたりのキュンキュンするラブストーリーです。
イベリコ豚と恋の奴隷。 感想
※(ここからはネタバレになる可能性あり)
「イベリコ豚と恋と椿。」を読んでいた時から、このクールビューティー吉宗が甘える姿を見てみたい!!と思っていました。源路は頼りになりそうだし!
1巻では、だんだん吉宗にとって源路の存在が大きくなってくるのが、ところどころに描かれていてドキドキします。その反面、過去のトラウマもより思い出しちゃって、このままじゃいけないと動く感じです。源路に彼女を紹介しようとしちゃったりして。
他の作品のように、自分ではダメだって違う相手を探そうっていうんじゃないんですね。自分はこのまま源路といるって前提があって、自分では足りない部分を補うとか、源路の選択肢を増やそうと考えてそんな行動に出ます。
PCで映画を観ていた吉宗が、いつの間にか源路と自分に置き換えて思い出しちゃって「やだなぁもう…」って言うシーンがあるんだけど、それだけで源路の存在が大きくなっていることがわかるから、とても好きなワンシーンです。
感情ダダ漏れの源路とは違ってわかりにくい吉宗だからこそ、ちょっとしたシーンでドキッとします。
2巻になると、吉宗はカラダの感じ方も変わってきて、どんどん受け入れていきます。
そして、再度源路に告白されてちゃんと付き合うようになります。
返事をされた時に泣いた源路を見た時は、よかったね~ってホロっとしましたよ。
しかし、過去のトラウマに関わる事件が起こっちゃう!!
あ~~~…嫌な奴出てきた…
ハラハラしたけれど、その後はトラウマも含めて源路は受け止めた!!
トラブルのフォローに入った入江は、いつものギャグ姿からは想像できないほどカッコよかったです。
このあとは、まさに読んで欲しいです。
あのクールビューティーの吉宗が甘えん坊になるんです。
まさに、私が見たかった甘えるところが見れるとは…感動です。何度も同じところを眺めてしまいます。
イベリコ豚と恋の奴隷。の感想まとめ
あ~~~…
吉宗めっちゃ好き!
甘えられて喜んでいる源路は男前
ところどころ笑えるギャグも入ってくるので、ほのぼの笑ったりジーンと感動したりと相変わらず盛りだくさんのコミックでした。
途中でもう1人新キャラが登場して、一瞬このキャラが今後の展開に何か!?と思うんだけど、何もなかったですね(笑)そう思わせるところがSHOOWAさんの作品の面白さのひとつでもありますね。
以上「BL「イベリコ豚と恋の奴隷。」待望のイベリコ豚シリーズ続編」でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。