BL【ヒミツじゃないけど】ワルイコトシタイシリーズ-14-あらすじ・感想(ネタバレ注意)

ワルイコトシタイシリーズの第14作目
今回の作品は、「幸村修二についての観察」というサブタイトルもついていますね。
そのタイトル通り、ユキがメインのお話です。
東雲の妹の莉子も登場!
「ヒミツじゃないけど」
桜賀めい先生の作品です。
ヒミツじゃないけど あらすじ
今回のストーリーは、いつも何でもオープンに気持ちをぶつけてきた東雲が、ユキにヒミツを持つようになり、それにユキが振り回されます。
そして、東雲の姉妹も登場!
妹の莉子は、お兄ちゃんが大好きな可愛い子。
姉の香子はアネゴ肌で頼りがいがありますね。
帝や東雲の姉妹たちの視点で、ふたりを見守るオムニバス集となっている作品です。
ユキのお兄さんや、七生のイトコの聖人、永遠のお兄さんである永久のストーリーもあるので、見どころ満載!
ヒミツじゃないけど 感想
※(ここからはネタバレになる可能性あり)
今回は、ユキと東雲が熱い!!
ユキが大好きな私としては、かなりテンションが上りました。
親の転勤で離れ離れになるかも?という状況なので、ユキもかなり動揺していましたからね。
東雲がいかにユキに執着しているのか、ユキがどれだけ本気で東雲を好きなのかがわかって、ホロッと泣きながらジーンとしちゃいました。
甘ったれでまだまだ子どもの莉子視点や、姉の香子視点のお話は、ふたりの関係をそれほど知らない立場からの目線なので面白いですね。
それに、何と言っても今まで出てこなかったキャラや、もっと登場してほしい!と思っていたキャラがたくさん登場したのですごく面白かったです。
ユキのお兄さんは、やっぱり恐ろしく個性的!
七生に迷惑をかけることをしていた聖人は、意外に常識あったりして…
永遠の兄の永久は、ブラコンぶりばっかり読んでいましたから、会社での癒し系キャラは新鮮でした。すっごく可愛いのだけど!!!
オタク主婦
同僚の女性に、天使か何かなんでしょうか…なんて言われるほどです。
そして、永久を囲む永遠の親友である優と、帝の姉の君子。
君子は優の様子を見て、即座に数年後を予想して感知したので、永久は、これから優だけではなく君子にも振り回されそうですね。せっかくなので、永久がラブを意識したお話を読みたいな~
ワルイコトシタイシリーズを読んできた方なら、この巻はかなり楽しめます!
以上「BL【ヒミツじゃないけど】ワルイコトシタイシリーズ-14-あらすじ・感想(ネタバレ注意)」でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。