BL「ゴールデンスパークル」あらすじ・感想(ネタバレ注意) ピュアなDKの恋

BL漫画「ゴールデンスパークル」のあらすじや感想(ネタバレ注意)についてご紹介します。
女子にモテたことで女のいない男子校に進学した日葵と楽。
そんなふたりが、ずっと自分が求めていた大切なものを手に入れるピュアな青春ラブストーリーです。
鈴丸みんた先生の作品です。
では、ここから「BL「ゴールデンスパークル」あらすじ・感想(ネタバレ注意)ピュアなDKの恋」についてまとめます。
ゴールデンスパークルのあらすじ
女子が苦手な上原日葵(ひまり)は、男子校に入学します。
そして同じクラスで前の席の麻田楽(がく)と仲良くなった日葵は、楽しい高校生活を送るようになります。
しかし、彼には悩みがありました。
朝起きるとパンツが汚れているという謎の現象。
これは病気なのか!?
誰にも相談することができずに悩んでいた日葵でしたが、ある時楽にその悩みを知られてしまいます。
楽から病気ではないと聞かされて対処法を教わった日葵は、だんだん自分の気持が変化していることに気づくのですが…それに対して楽は…
ゴールデンスパークルの感想(ネタバレ注意)
※(ここからはネタバレになる可能性あり)
もうピュアピュア!!
高校生でここまで知識のない子っているの?って思うぐらいピュアな日葵と、見た目も中身もイケメンで優しい楽のお話。
主人公の日葵と楽って、共通点が多いです。
・成績が良いこと
・イケメンで子供の頃から女子にモテていたこと
・女子が苦手なこと
・中学時代まであまり楽しくなかったこと
お互いに、女子にモテたことが中学時代に楽しくなかった理由になっています。
男子の友達はまったくいなかったというのも共通点。
そんなふたりが急速に身近な関係になったのは、男性の体の仕組みをまったく理解していなかった日葵の悩みを楽が知り、対処法を実践してあげたのがきっかけ。
もうあり得ないほどピュアなんですよ、日葵が!
やりちんてなに?って聞いた時の楽の驚いた顔(笑)
まさかそんな事を聞かれるとは思っていなかったでしょうから。
そしてその話の流れから、日葵の悩みを楽が知ることになったんだけど…
男子なら誰でも知っていることを自分は病気だとビビっていたことを恥ずかしく思った日葵が顔を赤くしたのを見て、楽は違った感じの驚き方をしてましたね。
やりちんてなに?って聞かれた時は、本当に何言ってんの?って感じのびっくり顔だったけど、この時の驚き方は、日葵の顔を見てドキッとしたかのような驚き方。
結局そこから処理のやり方を教えてあげることになり、ふたりの関係性が変わっていきます。
ここからは、共通点の多いふたりの大きな違いが浮き彫りになってくるんですよ。
日葵は、母親と姉がほんわかお姫様って感じで、幼い頃から父親からも女の子は可愛くて守ってあげるものだと聞かされてました。だけど、幼稚園で見た女子たちは自分が想像していた女の子像とは全く違い、トラウマに…
その後、小学校・中学校と女子に囲まれるたびに、女のいないところは行きたいと思うようになります。そして、父親が単身赴任でずっと不在だったこともあり、家庭内はザ・女子って感じ。
そんな家庭で育った日葵は、男子とも話が合わず友達はできませんでした。
これって彼の育った環境が大きな原因であって、楽があとから言うように、いい子に出会っていないだけってことですよね。まぁ、あんなお姫様のような母と姉と暮らしていたら、彼が好きになりそうな女子と出会うのは相当難しいでしょうけど。
それに、日葵は相当ピュアでまっすぐな性格なので、恋愛対象も異性とか同性という枠でしばるようなことがないような気がします。だから、初めての友達で自分自身をさらけ出せる楽にだんだん心惹かれていくのも自然な流れだと思います。
とは言え、恋だってハッキリ自覚するのはめっちゃ遅いですけどね(笑)
それでも一所懸命知ろうとして、楽に向き合おうとする日葵はステキ!!
オタク主婦
ところが、楽はちょっと違いますね。
彼は友達を作ることはできたし、女子だって拒否していたわけではありません。
だけど、彼自身がモテてしまうことで、周りの男子からは嫉妬されたりするわけです。
そして、楽は自分を心配してくれた女子の先輩に逃げるのだけど、キスをしてもエッチをしてもそれ以上の感情は何も生まれず、違和感を感じてしまいます。
結果的に、楽は周りからハブられ、女子に好かれることを嫌がるようになります。だから、自分を好きになる人(女子)がいない環境でやり直したかったんですね。
だけど、日葵と仲良くなればなるほど、過去に感じた違和感の理由がわかってきます。自分は女子を好きになれない性癖なんだって。
そして、日葵が恋をするように楽も彼のことを好きになっていくのだけど、日葵とは違ってそれを素直に認めることができません。
一瞬にしてわかってしまった
“自分のこと”も
オレもあいつももう友達だなんて思ってないことも(中略)
あいつはこっちに来させちゃだめだ
ここからあとはめっちゃ好きだ~~~!!
日葵が男前すぎる!!
楽に避けられるようになった日葵が、ふたりの関係をハッキリさせようとしたシーンは、ホロッとしましたね。
楽は嘘を言うんだけど、日葵は嘘だとわかっていても、楽に言われるとつらくて涙を流してしまうんですよ。
そして、覚悟を決めていた楽も、日葵の涙には勝てなかった!!
ふたりの気持ちがやっとひとつになったこのシーンはあれこれ書くよりぜひ観ていただきたいですね。日葵は、嘘をつかれても好きだと言われても泣いていて、だけど男前でした。
楽はやっぱりめっちゃ優しいな~~~。
ゴールデンスパークルの感想まとめ
最終話は、感動というよりも楽しい♪
晴れて恋人同士になったふたりは、ふたり揃って成績優秀なので、エッチの仕方もとりあえず要点をまとめるところから始めます。まさに勤勉タイプ(笑)
この勤勉スタイルによって日葵はどんどんエロくなり、楽を翻弄するようになります。とっても可愛いふたりのお話は、青春!!って感じですよ。
以上「BL「ゴールデンスパークル」あらすじ・感想(ネタバレ注意)ピュアなDKの恋」でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。