BL【同級生】がアニメ映画化!超ピュアな純愛ラブストーリー

映画化もされたBLの代表作とも言えちゃうほどの人気作品です。
「同級生」
中村明日美子先生の名作コミックです。
同級生 あらすじ
合唱祭の練習中、草壁光は、優等生の佐条利人が歌っていないことに気がつきます。
そして、その後こっそりひとりで練習している佐条を見かけ、練習につきあうことにします。
利人が音楽教師のハラセンのために努力をしているのかと思った光は、その質問をした時に衝動的にキスをしてしまいます。
バンドを組み、明るく活発な光と、真面目でシャイな利人。
対照的なふたりが、お互いを意識しはじめてドキドキ恋愛していくピュアなストーリーです。
同級生 感想(ネタバレ注意)
※(ここからはネタバレになる可能性あり)
ピュアな純愛コミックといったら、これが定番と言えるほどの神作品でしょう。
メガネ優等生と金髪バンドマンという全くタイプの違うふたりが、音楽祭の歌の練習を通して話すようになり、本番当日にはお互い両想いになります。
こうやって文字に書き出すと、なんだか展開早いんじゃない?って思えるんだけど…
実際に漫画を読むと、そう思えないところがすごい!!
そしてその後のストーリーは季節によって進んでいきます。
これがまたリアルというか、内容がとっても身近なことが多いので、気持ちが入り込んでしまいますね。
音楽教師の原先生の登場でライバル登場!?と思ったり、ヤキモチとか進路の問題で喧嘩するとか…
BLでよくある展開か?と思ったあとに、このふたりだからこそのまとまり方で、差別化されていると思います。
だから、神作品って思ったりもするわけで…
とにかく他では読めないってほどピュアなんですよ。
オタク主婦
お互いに相手のことを好きだって思ったところや、それを相手に伝えるところなんて、もう読んでいる方までドキドキしちゃって、なんてキュートなんだろうって思いました。
光も利人もとにかく可愛いんですよね。
一生懸命で応援したくなるようなキャラなんです。
中村明日美子さんは、本当にキャラの作り方がうまいな~って思います。
私が特に好きなのは光。
あれだけ派手な外見で明るく社交的でありながら、とっても細かいところに気遣いがあってびっくり。
利人の表情をいつもよく見ていて、すぐにフォローしたりまるで母親のような部分もあってほんわか心があったかくなります。
最後のストーリーでも、電車で気分が悪くなって模試に遅れそうな佐条を、草壁が救いに行っています。
このハプニングって、佐条にとってはすっごい重いハプニングなんですよね、入試の時に失敗してトラウマになっていますから。
草壁は、ただ模試に間に合うように救っただけではなく、過去のトラウマの心の傷からも救ってくれています。
絵が苦手って声があるのだけど、この個性的な絵はハマリますよ。
私は、中村明日美子さんの絵は大好きです。
この作品は、「卒業生」「O.B.」と続きます。スピンオフ作品として「空と原」もおすすめ。
登場するキャラが色々なことを感じて、環境が変わって、それでも一途にお互いを思い合って成長するんです。
そんなシリーズのスタートであり、ふたりの出逢いのお話ですから、絶対に読んで損はないですよ。