BL「デリバリーハグセラピー」あらすじ・感想(ネタバレ注意) 究極の癒やし系作品!?

BL漫画「デリバリーハグセラピー」のあらすじや感想(ネタバレ注意)についてご紹介します。
一緒にいると安心できる人…
そう思える存在に出会えたふたりのお話です。
癒やされます!!
「デリバリーハグセラピー」
宮田トヲル先生の作品です。
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デリバリーハグセラピーのあらすじ
サラリーマンの桜庭貴一(さくらばきいち)は、人生にお疲れ気味な29歳。
誰かと生きるのは向いていないと恋愛をすることも面倒になっていた彼は、同性で腐れ縁の親友とだけずっとつかず離れずうまくやっていけそうだと思っていました。
しかし、そんな親友も結婚してしまい、モヤモヤします。そして、結婚式の帰り道に行きつけのバーでやさぐれて飲みすぎてしまいます。
目を覚ました時にいたのは、店のアルバイトのイケメン大学生・木島尚(きじまなお)だけ。
もう電車もない真夜中3時ということもあって、貴一は近くの自宅で休んでもらおうと尚を連れて行くのですが…
そこで、尚にハグをしてもらう展開に!?
そして、尚のハグで癒やされた貴一は、週に一度だけ尚とハグをする仲になっていき…・
デリバリーハグセラピーの感想(ネタバレ注意)
※(ここからはネタバレになる可能性あり)
まず、ざっくりストーリーをまとめると…
結婚してしまった親友以外に心を開けなかったたリーマン・貴一が、行きつけのバーのバイト・尚と知り合ってハグをされることで癒やされるようになります。
尚もまた、自分から離れていく人たちに対して、本当は泣いて引き止めたかったのにそれができず、ずっと誰かにわかってほしかったという過去があります。
そんなふたりが、お互いのことを大切に思って、お互いに癒やされていくお話ですね。
優しいストーリーとキャラにじーんときますね~
作家の宮田トヲル先生の作品って、とっても優しい空気感があるんですよ。
この作品もそうで、貴一と尚がふたりでいるシーンは特に、癒やされるような気がする…
それを醸し出しているのは、尚のキャラでしょうね。
貴一も真面目で優しいけれど、尚の癒やしモードには敵いません(笑)
内容的に良かったな~と思えるのは、9歳という年齢差がありながら、どちらかと言うと年上の貴一の方が甘えているという点ですね。
決して彼が甘えん坊ってわけではないのだけど…
たぶん彼はすごく周りに気を使う人なんですよ。そしてしっかり者でもあるから、誰にも頼られがち。
だからこそ、他人との付き合いが面倒になったり疲れてしまうわけで、彼自身の本性としては、誰かに甘えたいタイプだったのだと思います。
そして、何も言わずに甘えさせてくれるのが尚だったということ。
尚は懐が深いと言うか、20歳の大学生にしてはかなり大人びていて、人に甘えたりはしません。
欲がなくて、そばにいてさえくれればいいと思っていたり、大事にされていることがわかるだけで満足しているようないい子なんです。
そして、そんな尚のことを貴一もちゃんとわかっていて、甘えるだけではなくて甘えさせてあげたいと考えてもいます。
つまり、ふたりは自分のことより相手のことをいつも考えているんですよね。
それが心地よい♪
最後に貴一が、尚のことをかわいいと連発していて、本当にかわいすぎてどうしようもないことが伝わってきますけど…
尚もまた貴一のことをかわいいとか思ってます。
もう甘々!!
デレる!!
デリバリーハグセラピーの感想まとめ
個人的に、好きな笑顔っていうのがあって、それを見ることができる作品はそれだけで価値があると思ってしまうのだけど、尚の笑顔はすっごく好き!!やばいですよ!!
そう思わせてくれるキャラだからこそ、このストーリーがとっても深みがあって優しく思えるのでは?
尚の元カレが登場してくるなど、どうなる!?とハラハラするシーンも出てきますが、何かもめたりドタバタすることはありません。
常にマイペースで、尚は超カッコいい!!
そして、そんな尚にまっすぐ「好き」と伝えられる貴一もまたカッコいいですね。
以上「BL「デリバリーハグセラピー」あらすじ・感想(ネタバレ注意) 究極の癒やし系作品!?」でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。