BL「カフェラテ・ラプソディ」感想(ネタバレ注意)少女漫画のようなお話

強面だけど心は乙女の大学生と、ちょっと自分に自信がない書店員の少女漫画のようなBLストーリー。
「カフェラテ・ラプソディ」
川唯東子先生の作品です。
では、ここから「BL【カフェラテ・ラプソディ】感想(ネタバレ注意)少女漫画のようなお話」についてまとめます。
カフェラテ・ラプソディ あらすじ
チビでそばかすがあり、自分に自信が持てないゲイの芹沢は本屋で働いています。
そこによく来る大学生がケイト。
ケイトはノッポで眼力がすごく、誰もが初対面で怖がるような強面です。
芹沢も最初は驚きましたが、本を大切に扱うケイトの様子から、意識して見るようになり、見た印象と中身が全然違うことに気づきます。
そんなある日、捨て猫を見つけて困っているケイトを発見。芹沢は、子猫たちを預かって里親を探すことにし、ケイトとの交流が始まります。
まるで少女のように繊細で乙女な心を持つケイトと、優しく世話好きの芹沢のほんわか心が温まるお話です。
カフェラテ・ラプソディ 感想(ネタバレ注意)
※(ここからはネタバレになる可能性あり)
芹沢もケイトも、本当に性格が良い子で、このキャラがお話を面白くしていると思いますね。
特にケイトの可愛さは、何???と驚くレベルですね。ギャップ萌えってこういうことを言うんだ!!と思うほどです。
芹沢は自分に自信がなく、ずっとヒモ同然のダメ男とばかり付き合っていたため、素直で自分の感情をまっすぐ表すケイトに少しとまどいます。少女漫画のようなキラキラした恋愛をしたいと思っていて、今まさにしているのだけど、夢のようだからこそ不安も感じてしまったりして…
好きだわ~芹沢もケイトも。
お互いが臆病な部分を持っていて、それをお互いに優しく包み込んだりしながら、愛情を深めていく様子がいじらしい!
ケイトとすれ違って、芹沢が大学まで会いに行った時に、転んで泣いてしまうシーンがあります。
結局何ひとつうまくできないんだ…なんにも…なんにも…
ここが、かなりグッときましたね。
なんか、今まで悩んでいたことが爆発したんだろうな~と思ったり、ケイトの前で弱い部分を見せられてよかったねと思ったり。
ほのぼの温かい気持ちになりたい時に、読みたくなるBL漫画です。
少女漫画も好きという方は、特に気にいると思いますよ。
以上「BL【カフェラテ・ラプソディ】感想(ネタバレ注意)少女漫画のようなお話」でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。